とっちらかっているので後でまとめ直す。
過去問の傾向
午後Iが平成30年度からあからさまに変わっている(少し前から前兆はあったが)
突破率も普段よりかなり低かったらしい(代わりに午後IIで調整されている)
論理設計だけでなく物理設計やSQLなども対策する必要がある。
大きく以下に分類。
・ER図完成
・正規化
・関係スキーマ穴埋め
・SQL
・関数従属性
・トランザクション
・制約
・権限
・DB物理設計 容量計算 インデックス パフォーマンス
・バックアップ
・セキュリティ
正規化や第何正規系かを答える問題はかなり出題数が減っている。
午後II 問2 はほぼ確定で関係スキーマ穴埋め、ER図完成が出題される。
平成30年度
午後I 問1
販売管理・関係スキーマ穴埋め
・ER図完成
午後I 問2
・SQL
・参照制約
午後I 問3
SQL物理DB設計
・物理設計
・UNIQUE制約
・索引
・検査制約
・行数・容量計算
午後II 問1
清算 組織・物理設計
・関係スキーマ穴埋め
・行数・容量計算
・検査制約
・性能見積
午後II 問2
受注 発注 生産 入荷 (製造指示)・論理設計
・関係スキーマ穴埋め
・ER図完成
平成29年度
午後I 設問1
ワークフロー・ER図完成
・関係スキーマ穴埋め
午後I 問2
製造 部品 出庫 組立・トランザクション
・隔離性水準
・SQL
午後I 問3
販売分析・物理設計
・インデックス
・容量計算
・制約
・SQL
午後II 問1
オンラインショップ・物理設計
・SQL
・関係スキーマ穴埋め
・権限
午後II 問2
販売物流・ER図完成
・関係スキーマ穴埋め
平成28年度
午後I 設問1
概念データモデル、関係スキーマ会員、契約
・ER図完成
・関係スキーマ穴埋め
午後I 設問2
CRUD・トランザクション
・バックアップ
午後I 設問3
・セキュリティ
・権限
・SQL
午後II 問1
データ移行・物理設計
・インデックス
・制約
・容量計算
・SQL
午後II 問2
アフターサービス・ER図完成
・関係スキーマ穴埋め
平成27年度
午後I 設問1
概念データモデル、関係スキーマ午後I 設問2
案件管理組織 部 社員
午後I 設問3
物理設計性能計算
午後II 問1
物理設計午後II 問2
在庫管理製品 部品
対策と方針
後でトピックスに分けて整理し直すかも。
主キーになる項目
以下は主キーの可能性が高い。・番号
・コード
・ID
・区分
例えばxxx区分に対するxxx名などがあった場合、xxx区分は主キー(同時に第n正規形であるかの判断も可能)
主キーになるかもしれない項目
・日付履歴などで主キーになり他のカラムと組み合わせることが多い
主キーにならない項目
以下はほぼ確定で主キーにならない。
・〜文
・〜名
・単価
・数量
よく出るテーブル構造
会員
サービスの利用者氏名、住所、メールアドレス などを属性に持つ
大抵サービス内容、種類、時間帯などのスキーマなどがある
サービス内容
メイン業務と置き換えてもいい問題上は書籍、保守契約 など
種類ごとにサブタイプ化したり、提供形式、料金 などを別スキーマに分けるケースが多い。
会員ID、それぞれのキーを属性に持つサービス契約スキーマが抜けている問題をたまにみる
案件
案件管理システムなど営業部の社員だけが案件を持つなど を意識する。
どのグループが何を担当するのか。
入庫、出庫(移動)
入出庫管理システムなど部品や製品をエリア間で受け渡しする 組織
営業所 担当者 事業部門 課 など。
営業部門 技術部門 などスキーマを分けているケースもある。
取引先
部品などの商品を仕入れる仕入先、部品などを納める出荷先に一部業界では仕入先、納品先が同じ企業になる場合もある(it企業とかは割とあるかも)
製品
部品はまた別の部品を構成するといった入れ子構造になっているケースがよく見られる。その場合ER図は以下のように記述する。
仕掛品(作りかけの製品)もほぼ出てくる。
製品Aと製品Bで一つの製品とするといった
大中小分類
小分類は中分類コード、中分類は大分類コードを持つ。似たような構成(部品など)の場合常に包括している方の主キーを持つと暗記しておくと迷うことがなくなる(ヘッダと明細の場合は明細にヘッダ番号が入る)
テーブルを分けずにループするようのER図も見る。
対になる言葉
午後問題では業務上対になっている項目が少なくない割合で存在する。例えば受注に関しては間違いなく発注が存在する。
以下の単語がでてきて片方がない場合は穴埋め問題になっている可能性が高い。
受注 ⇔ 発注
入荷 ⇔ 出荷
入庫 ⇔ 出庫
xx元 ⇔ xx先
関連する言葉
あるキーワードに対して必要になってくる項目が存在する。ヘッダに対する明細 など
業務上必要だが問題として項目がないケースや例外もある。
見積 → 受注 → (発注) → 製造 → 納品
受注 → 受注明細 → 受注明細内訳
発注 → 発注明細 → 発注明細内訳
見積 → 見積明細 → 見積明細内訳
出庫 → 在庫 ← 入庫
注文 → 配送
大分類 → 中分類 → 小分類
上位xxxx
ほぼ確定で自身を参照するようなER図になる。午後II-2について
午前Iの論理設計をもう少し複雑にしたケースがほとんど。
同じキーワードは大体関係しているので特に気をつける(位置的に離れていてもER図に矢印がいるかもしれない)
拠点 → 工場、物流センタ、営業所
製品 → 仕掛品、部品、セット製品
部門 → 営業部門、開発部門
午後II-1は対策しない方針
午後I概念データモデル、関係スキーマ以外の問題
論理設計、ER図を網羅すればある程度解けるが午後問題の1問だけは別途知識が必要になる。・トランザクション
・制約
・インデックス パフォーマンス
・DB物理設計 容量計算
別途まとめる予定
午後の問題パターン一覧
正規形
第n正規形かを回答する論理設計
ER図正規化する
概念データモデル、関係スキーマ
穴埋めなどが中心
物理設計
・容量計算・パフォーマンス計算
権限
Grant文を回答する
適切な権限を設定する
問題点を回答する
SQL
集計など問題点を回答する
CRUD
穴埋めトランザクション
問題点を回答する